ペットアレルギーでもペットを飼いたい。一緒に暮らしたい。
原因の分からない鼻水・鼻詰まり
当ショップを運営しております、株式会社きらら代表取締役の伊藤と申します。
今回は私の実体験から動物アレルギーについてのお話です。
私の家にはペットとして猫が一匹おります。
彼的(オス)にどうも私より序列が上みたいで、私への対応がぞんざいです(笑)
妻が呼ぶと返事をするのに、私が呼んでも返事どころか振り向きもしません。気が向けば尻尾を振って返事としている始末です。
ですので彼の序列では、1位:妻、2位:自分(猫)、3位:私 と、なんだか釈然としませんがそんな感じのようです(笑)
そんな彼は、寒い時期には常にこたつの中にこもっております。
ある日嫁が気付いたのですが、彼の背中にフケが出ておりました。どうもこたつの中にこもっていると乾燥するようで、かなりなフケの量になっており、『動物たちもフケが出るのだな』と感心しました。
そこではっと気が付いた…いや繋がったというべきでしょう。
最近自宅に長時間いると鼻水・鼻づまりが酷くなってきていたのです。
アレルギーテストのすすめ
実は私がまだ独身で実家にいた頃、やはり母親が猫を飼っていました。(この猫は23年生きて、大往生で天寿を全うしました)
この時も鼻水・鼻づまりはありましたが、私はハウスダストアレルギーの自覚がありましたので、(男の不精というべきか、この頃アレルギーテストは受けていませんでした)きっとハウスダストだろうな、と勝手に解釈していたのです。
しかし、長年いた同居人(猫)がいなくなってから不思議と鼻水・鼻づまりが治まったのに気が付きました。
『ひょっとして猫がアレルギーの原因?』とも頭をよぎったのですが、面倒なのが勝り相変わらず病院には行きませんでした。
そんな経験を過去していたものですから、これはもしやと思ったのです。
さすがにこれは一度アレルギーテストを受けようと思い立ち、(私にとっては)一大決心で病院に行きました。
かくしてアレルギーのパッチテストの結果は・・・
- スギ花粉アレルギー
- ダニアレルギー
- ハウスダストアレルギー
- 猫アレルギー
…ありました猫アレルギー。しかもこの中で一番反応が酷かったのです。
前回アレルギー体質はいくつかを合併すると書きましたが、そこの部分も立証されてしまいました。
アレルギー反応が一番酷い存在と同居しているわけですが、だからといってもちろん追い出すわけにもいきません。
しっかり妻と話し合って、寝室に入るのはOKだけど、一緒に寝るのはNGというルールを作りました。
アレルギーの元「アレルゲン」を取り除くには
アレルギー反応には個人差はありますが、同じような状況・環境の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ダニと同様、ペットのフケは目に見える程度のサイズなら、掃除機である程度は除去できるでしょう。
しかし、フケもやはり目には見えないほどに細かくなっているものもあります。そうなってくるとやはり同様中わたの奥に侵入(入り込む)してしまい、掃除機だけでは完全とはいかなくなります。これを取り除くには、布団を丸洗いでクリーニングすることが最適と考えられます。
ふとんクリーニング後は症状が緩和
今回、私自身に猫アレルギーがあることが発覚したのですが、私夫婦共々の布団は毎シーズン会社で丸洗いして使っており、就寝の際に呼吸ができなくなるほどの鼻づまりは起こっておりません。とても快適な睡眠を得られています。
猫アレルギー以外にも犬アレルギーなど、動物のフケなどに含まれる成分に過剰反応してしまう、動物アレルギー(ペットアレルギー)をお持ちの方はいらっしゃると思います。
動物アレルギーをお持ちでも、ペットを愛し一緒に幸せな生活を送りたいと思っていらっしゃる方。一度ふとんクリーニングを試してみて、症状の変化があるか試してみませんか?
布団にはダニやハウスダストの付着もあるので、動物アレルギーとは別のアレルギー問題が関わる場合もありますが、ペット由来のアレルゲンも布団へ付着している可能性があります。
まずはアレルギー検査を受けて、どんなアレルギーがあるのか知ることが大切です。
まずはパッチテストで体質の確認を
動物アレルギーは誰にでも起こる可能性があり、治療は非常に困難だといわれています。
アレルギーが気になる方は一度、病院でアレルギーのパッチテストをされることをお薦めします。
アレルギーのパッチテストは、100%確実なものではないとされていますが、自分がペットを飼える体質かどうか事前の確認や、アレルギー症状がある場合の原因を探る参考にもなるかと思います。
飼った後に初めてアレルギーだと分かり、だからといって一度飼ったペットを手放すことは考えるだけでも辛いですし、責任の問題もあります。飼うことを検討する時はアレルギー検査をすることをお薦めします。
アレルギー体質だと分かった場合でもペットと一緒に暮らすために、病院での相談と並行してアレルゲンを少なくするなど実施できることもありますので、正しい対策をしながらペットとの幸せな生活をお送りください。